ぶどうの健康効果がすごい!「百薬の長」と呼ばれる理由と栄養を解説
🍇連載第4回
ぶどうは“百薬の長”?──ポリフェノールが支える血管と若さ
──昔のことわざと最新研究で読み解く、ぶどうの底力
🍇ことわざの知恵
ぶどうは百薬の長
この言葉は日本の古いことわざではありませんが、古代ギリシャやローマ、中国などで「ぶどう=薬になる果実」と信じられてきた歴史があります。
「百薬の長」とは、「すべての薬の中でもっとも効果があるもの」という意味。
当時はぶどうの果実や果汁だけでなく、葉や種も薬として重宝されていたそうです。
🍇ぶどうに含まれる“すごい栄養”
とくに注目されているのは「ポリフェノール」の力。
現代の栄養学でも、ぶどうがもたらす健康効果は次のとおりです。
- ✅ アントシアニン(主に皮に含まれる)
・目の疲れを軽減、視力維持に
・血管の老化防止・動脈硬化の予防にも◎ - ✅ レスベラトロール(主に皮や種に含まれる)
・抗酸化作用・抗炎症作用が高く、「若返り成分」とも呼ばれる
・生活習慣病や老化予防に期待大! - ✅ カリウム・ブドウ糖・有機酸
・疲労回復やむくみ解消、エネルギー補給に最適
・夏バテ後やスポーツ後にぴったりの自然エネルギー源
🍇ぶどうは“丸ごと”食べるのが理想?
- 種なしぶどうが人気ですが、健康効果を最大限に得たいなら「皮ごと食べられる品種(ナガノパープルやシャインマスカット)」がおすすめ
- 種や皮に含まれるポリフェノールが多く、美容と健康に直結!
🍇お酒ともつながる果物?
赤ワインに含まれるポリフェノールは、ぶどう由来。
「フレンチ・パラドックス(※)」という言葉をご存じですか?
※フレンチ・パラドックス:
フランス人は脂肪の摂取量が多いのに、心臓病の発症率が低い。
これは、日常的に赤ワインを飲んでいることと関係があるとされ、研究の対象となった。
つまりぶどうは、“美味しい”と“健康”が両立する果物なのです🍷
🍇まとめ
- 昔から「ぶどうは薬」とされてきたのは、理にかなっていた
- ポリフェノールが血管と細胞を守る=老化・病気予防に効果大
- 皮ごと食べられるぶどうで、毎日の健康習慣に!
👉 次回は「桃は百歳の果物」──美と長寿の果物・桃の力について!
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