フルーツギフト|旬の果物ならフルーツブーケ通販【プレジール】

創業のきっかけ

日本ではまだ目新しいフルーツブーケですが、
誕生国であるアメリカでは、
パーティーギフトの大定番。
現地で初めて目にしたときの驚き、
感動を共有したいという想いが、
日本初のフルーツブーケ専門店、
プレジールの始まりでした。

アメリカでは、最大手のブランドだけでも約1200店舗のフルーツブーケ専門店があり、フルーツブーケの一大マーケットが確立されています。さらに、他国でもドバイやトルコ、香港、イタリア、中国、インドネシアなど、世界各国でフルーツブーケが食べられているのです。これはチャンスがある、日本市場の可能性を感じました。

そんな中、日本の果実業界は、生産量、消費量ともに減少しているという厳しい状況でした。これには「生鮮果実」から「加工果実」への消費者ニーズの変化が起因しています。

当社はどんな人でも美味しく、食べやすく、喜んで頂ける果実加工品を目指し、チャンスあるフルーツブーケで国産果実業界の活性化に貢献しようと決意しました。そして、2015年8月、制作工房が開設され、プレジールの創業に至りました。

商品開発

日本初のフルーツブーケ専門店。
ノウハウも資材も何もない一からのスタートでした。
海外の企業を参考に試作品づくりから始めるも、
それまで誰もフルーツブーケを作ったことがありません。
初めは、模倣するのでさえ簡単ではありませんでした。

何度も試作を重ね、次第にフルーツブーケが形になってきます。しかしそれと同時に、このままで本当に売れるのだろうか……?という思いも生まれます。単に真似することは誰にでもできるけれど、このままでは、商品にプレジールらしさが表れないと感じたのです。ここから、テーマや季節感を意識し、フルーツブーケの幅を広げることに目を向け始めました。

参考にしていた現地のフルーツブーケは、華やかであるものの、カットの粗さ、チョコレートの味、アレンジメントの不揃いさが気になりました。そこで、プレジールは品質に拘り、日本人好みにアレンジした繊細な可愛らしいフルーツブーケの開発を目指しました。

フルーツブーケを作る上で最も重要だと言えるアレンジメント。数々の有名店で花をテーマにディスプレイを手がけてきたデザイナーが監修しました。チョコレートは、ジャパンケーキショーで金賞を受賞した一流パティシエールが手がけています。見た目だけでなく、味や食べやすさにも拘りがあるのがプレジール自慢のフルーツブーケです。

容器や土台、ピックなどの資材も商品とともに改良を加え、2015年12月、ようやく現在の形のフルーツブーケができあがりました。現在は沢山のラインナップがあるプレジールですが、当初は6種類のフルーツブーケからスタートしました。

配送テスト

販売を開始するために最も苦労したのは、
どのようにフルーツブーケを綺麗な状態で
お届けするかという問題でした。

2015年10月、第一回目の配送テスト。箱を開けてみると、ラッピングは崩れ、チョコレートは剥がれ、フルーツはピックから抜け落ちてしまっていました。その後、1月のプレオープン、3月のグランドオープンに向けて配送テストを重ねるも、商品としてお届けするにはまだ到底厳しい状況でした。クリスマスにも間に合わず、気づけば年が開けてしまいます……。

2016年1月、プレオープン。東京23区限定で自社配送することにより、フルーツブーケ の販売をスタートさせることができました。しかし、数ヶ月も立たない内に配達用の社用車がエンストし、廃車になってしまいます。夏の暑さにフルーツブーケが耐えられるのかという問題もあり、新たに冷蔵車を導入することになりました。

自社配送と並行し、引き続き配送テストも継続して行います。商品数を絞り、何がどのように、どれくらい崩れているのか、データを集め分析して行きました。フルーツの差し方、カットの方法の研究、それぞれの果物に合わせた専用ピックの開発など、試行錯誤して移動に耐えられるよう改良が加えられていきました。

2016年10月、丸一年間、数百回にも渡る配送テストのすえ、ついに配送に成功します。配達可能地域が本州地域まで広がり、より多くのお客様にフルーツブーケをお届けできるようになりました。

販売開始

当時、日本ではほとんど知られていなかったフルーツブーケ。
お客様にお求めいただくには、
まず商品を知ってもらうところからの始まりでした。

2016年3月、初めてフルーツブーケがテレビに取り上げられました。以降、雑誌や新聞、芸能人のSNS等でも話題になり、沢山の反響を頂きました。また、クラウドファンディングでのプロモーション等も行い、認知度の向上に努めました。

10月、「人と場を魅了するフルーツブーケ」という商品コンセプトが作られました。以降、当社では商品名、梱包材、新商品など全てに対し、人と場を魅了するか?と自問自答し続け、プレジールブランドに一貫性を持たせた商品づくりが成されています。

プレジールがオープンしてから初めて迎える12月。クリスマス、年末年始は注文が急増し、予約が埋まってしまう程でした。また、同年の紅白歌合戦では、RADIOFISHさんが差し入れにフルーツブーケをご利用下さいました。当日の製作個数は、なんと普段の約三倍。従業員全員で力を尽くし、フルーツブーケをお届けいたしました。

当社でフルーツブーケが定番となった中、バレンタインデーに向けてもっと手軽なフルーツギフトを用意することに。新たなフルーツギフトとして、Fruits Box新たなラインナップに加わりました。

2017年2月、フルーツブーケが商標登録を受けました。さらに3月には、専用ピックの特許を取得しました。国内初のフルーツブーケを広め、日本を、ゆくゆくは世界をHAPPYにしたい。そんな想いを抱き、プレジールは日々歩み続けます。